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ダイキアクシス、サンエイエコを吸収合併

浄化槽大手ダイキアクシス子会社のダイキアクシス・サステイナブル・パワー(=DASP、東京都中央区、堀淵昭洋社長)は2023年1月1日、同じくダイキアクシス子会社で太陽光発電設備を販売・施工するサンエイエコホームを吸収合併した。グループの再生可能エネルギー関連事業を集約し、さらなる事業拡大を目指す。

DASPは同日付でサンエイエコホームの存続会社として権利義務の全てを継承。サンエイエコホームは解散した。役員を含む23名がサンエイエコホームからDASPに転籍し、神奈川県藤沢市に構える旧本社はDASPの藤沢オフィスとして営業を継続する。

吸収合併に伴い、DASPでは、サンエイエコホームの武中進社長が取締役執行役員再生可能エネルギー事業本部長付顧問に、石澤聡常務取締役が取締役常務執行役員再生可能エネルギー事業本部長に、青位成三取締役再生可能エネルギー事業部長が再生可能エネルギー事業本部再生可能エネルギー事業部長兼営業部長に、小池良再生可能エネルギー事業部工事部長が再生可能エネルギー事業本部再生可能エネルギー事業部エンジニアリング部長にそれぞれ就いた。

ダイキアクシスは21年10月に再エネ関連事業の強化を目的にサンエイエコホームを子会社化した。約1年をかけて統合作業を進めてきたが、このほどグループの再エネ事業を担うDASPに吸収させた。

この数年、サンエイエコホームは新たな太陽光関連事業に取り組んできた。22年11月には凸版印刷向けにオフサイトPPA用〝非FIT〟太陽光発電所を新設すると発表したほか、埼玉県日高市と入間市では社会福祉法人と連携した営農用太陽光発電事業を開始。合併後も同様の事業を展開していく方針だ。

石澤常務は、「非FIT太陽光発電所の開発・所有に加え、オンサイトPPAやEPC事業も拡大したい。中古太陽光発電所の購入なども検討していければ」と語った。

営農用太陽光発電所の開発では、社会福祉法人と協力し、農業を通じた就労機会を生み出す『農福連携事業』に も積極的に取り組む

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