バックナンバーのご案内

PVeye 2016年3月号

特集「PCS戦国時代 」

新市場〝ポストFIT〟を拓くのは誰だ

FIT市場が縮小に転じ、
逆風に立つPCS(パワーコンディショナ)メーカー。
足元では認定ストックを巡る熾烈な攻防を
繰り広げているが、
〝ポストFIT〟にどう臨むのか。

【第1特集】PCS戦国時代

新市場〝ポストFIT〟を拓くのは誰だ

 幸か不幸か、モジュールと違い、

PCSは買取り価格の変更を

伴わない軽微変更が可能だ。ゆえに、

認定ストックを巡って、〝取った、取られた〟

の争奪戦が過熱している。

 

 

〝アンダー50〟PCSに異変

消えた設備認定!? 冷え込む住宅用

〝アンダー50〟向けが主力の中小型PCS

(パワーコンディショナ)市場に

異変が生じた。

運転開始予定の案件は

十分あるはずなのに、出荷が停滞している。

住宅向けはさらに厳しい。

いったい何が起こっているのか。

 

 

役割拡がるPCS
三相JET認証、50kW未満対象に

太陽光の普及拡大が進むにつれて、

PCSに求められる役割は増えている。

 

 

蓄電池との連携を推進する   

パナソニック


住宅用太陽光システム国内最大手の

パナソニック。

太陽電池だけでなく、PCSメーカーとしての顔も持つ。

そのPCS事業での特徴の一つは、

豊富なラインナップだ。

 

 

販路開拓進めるダイヤモンド電機

国内PCSメーカーのなかで、

後発組の1社であるダイヤモンド電機。

小型単相PCSを市場に提案し、

住宅用を含む50kW未満の低圧

領域で採用が進んでいる。

変化する市場をどう開拓するのか。

技術本部本部長兼営業本部本部長の

寺坂孝雄執行役員に聞いた。

 

 

田淵電機、海を渡る
蓄電池PCSで巻き返し

 

売上高が2割減少し、

苦戦を強いられている田淵電機。

だが、温めてきた新製品を米市場で

売り出し、巻き返しを図る。

手負いの獅子が海を渡った。

 

 

コストダウン、蓄電池併設、
グローバル展開、どんとこい!
メガソーラー支えるセントラル集中型PCS


10MW超の大規模プロジェクトが動き始め、

中小型PCSほど落ち込んだ1年ではなかった

セントラル集中型の大型PCS(パワーコンディ

ショナ)。だが、〝ストリング分散型+1000V〟を手にした海外勢の

攻勢が強まりつつある。

市場のいまに迫った。

 

 

富士電機、アジア攻略へ準備
来年度コストダウン対応機投入へ


EPCからPCSの製販まで手を広げる富士電機。

いち早く直流1000V対応機を投入するなど、

グローバル志向が強い。

コスト要求が強まるなか、

どう競争力を高めていくのか。

 

販売シェア15%超!
海外PCSの〝分散攻勢〟

海外のPCSメーカーが、中堅PCSによる

分散設置の提案を強めている。

すでに市場占有率は15%を超えた模様で、

今年から勢力図が塗り替わりそうだ。

 

 

PCSの新たなカタチ!?
オプティマイザとセット提案する
ソーラーエッジ

 

 

デルタ電子
マーク・コウ副会長
制御技術に自信
蓄電池需要を掘り起こす

 

 

【第2特集】現地ルポ!
九州PV発電所事故の真相

台風15号で被害79件に
杜撰な不良施行の実態
崩壊したJIS安全神話


2015年8月の台風15号で九州7県3000ヵ所強の太陽光発電所のうち79ヵ所が損壊した。

経産省は安全対策を強める方針だが、

現場ルポで意外な真相が明らかになった。

 

 

 

福岡県行橋市の250kWの発電所が
不良施行で崩壊。
オーナー、施工業者、住民がお揉め。


 


コンクリ基礎も飛ぶ! JIS安全神話に疑義
熊本県戸馳島のメガソーラーが

コンクリ基礎ごと倒壊。
JIS基準では安全は保証されない。

 

 

 

保険・補償には必ず加入しよう
 

 

 

屋上設置の落とし穴!
現場が生んだ新安全設計

福岡県田川市立後藤寺小学校の屋上からパネルが落下。
JIS基準の2倍の引き抜き抵抗力でも事故は起こる。

  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

   

    

    

    

    

    

    

 

    

   

 

 

 

 

 

     

    

    

 

 

    

 

   

 

 

    

eye sight


改正FIT法、17年4月1日施行へ
システム費用見直しで産業用価格引き下げ

改正FIT法の施行日がほぼ決まった。
2月9日、「再エネ特措法等の一部を改正する法律案」が閣議決定され、
今国会に提出された。
施行期日は当初の予定通り、
2017年4月1日。
現行制度の下で最後の1年が始まる。

 

 

30日等出力制御枠
四電、指定ルール

年が明けて間もない1月22日、

四国電力が太陽光発電設備の

接続済み及び契約申し込み量の

合計が257万kWとなり、

30日等出力制御枠に到達したと発表した。

同枠に達したのは、北海道電力、

九州電力、東北電力に続いて、4社目。

  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  


メガソーラーの資産運用本格化!?
ベクター・クアトロ、
日本市場で年内150MW契約へ

 

O&M(発電所の管理・保守)よりも
踏み込んだ太陽光発電所の資産運用サービスが
日本で本格化するかもしれない。
ベクター・クアトロは、出力10MW以上の発電所へ
提案を強めており、契約量が年内にも
150MWに達する見通しだ。

 
 
 
 
 
   
 
    

 

 

 
味の素スタジアム
ピッチに光を取り込むスタジアムのパネル
 

エヌ・ピー・シー

O&M用検査機器拡販へ

太陽電池の製造装置メーカー、

エヌ・ピー・シー

(東京都台東区、伊藤雅文社長)が

O&M(管理・保守)用検査機器の販売に

本腰を入れる。

製造装置、パネルの受託加工事業に次ぐ

第3の柱を構築する。

 

現場の力 匠の力

「メンテナンスにゴールはない」

りょうしんメンテナンスサービス

清水拓也社長

 太陽光発電のO&M(管理・保守)には、

統一の規格もなければ定まった方法もない。

それでも理想を追い求め、日々技術の向上に

励む男がいる。

りょうしんメンテナンスサービス

(大阪市中央区)社長の清水拓也氏だ。

氏の哲学に迫る。

 

Eye-tech

光と熱の一挙両得
ハイブリッド太陽光パネル
実用化間近!?

 

太陽エネルギーから電気と熱をつくりだす

ハイブリッド太陽光パネルが

進化を遂げている。

日清紡メカトロニクスは、

発電効率と集熱性能を高める技術で

実用化のめどをつけた。

開発はどこまで進展しているのか。

   
 
 
 
 
   
 
   
     

インサイドニュース

 

パワーバンクシステム、

フィリンピンで洋上太陽光を実証

大東建託、賃貸住宅屋根借り1万棟突破

丸紅、ネミーと業務提携

野原産業、O&M事業本格化

電子工学センター、パネル検査装置発売

家電製品協会、スマートハウスの資格発足

いちごECOエナジー、売上2.7倍増

ユニバサールエコロジー、今期売上1.3倍

東芝ライテック、

住宅用蓄電システムの出荷倍増

PVGS、両面発電型パネル新製品発売

スカイロボット、

ドローン操縦士養成スクール開講へ

太陽光発電の展示会

「PVexpo」3月2日から開催

  •  

 

 

 

 

 

「25円以下でも新規開発は可能
モジュール販売とO&Mを強化する」
ファースト・ソーラー・ジャパン
笠松純職務執行者・日本事業責任者

米ファースト・ソーラーが日本市場での

事業展開を加速させている。

「プロジェクト開発とモジュール販売、

そしてO&M(管理・保守)サービスを

提供する」と話す日本事業責任者の笠松純氏。

世界最大手の太陽光企業は

日本で何を目指すのか。                       

 

新製品 Products Review

1)協和エクシオ

通信機能搭載の運べる蓄電池3月発売

バックアップ用に

2)サンユー

パネル割付ソフト刷新 機能選別で低価格に

 

MARKER&DATA

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)

リチウムイオン蓄電池の国内生産・販売量推移
国内太陽光関連企業 決算データ

     
 
 
 
   

発刊日 2016年02月25日
定価 1,940円
コード 80109-2 4910801090260 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

詳細