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PVeye 2018年7月号

特集「太陽光+蓄電池で10円/kWhを突破できるか!?   コストダウンサバイバル」

エネルギー基本計画案で、またしても太陽光発電業界は不条理な要求を突きつけられた。
すなわち、太陽光発電+蓄電池で発電コスト
10円/kWhへの低減だ。
実現できれば、経済的に自立した脱炭素化電源として、
「主力電源」なる称号を与えてくれるらしいが、
できなければ、最悪のシナリオもあり得る。
ならば、業界をあげて乗り越えていくしかない。
〝コストダウン サバイバル〟を勝ち抜いて、持続可能な
エネルギー社会を切り拓こう。

太陽光+蓄電池で10円/kWhを突破できるか!?       コストダウンサバイバル

2050年を見据えたパリ協定や化石資源の

枯渇問題を背景に、経済産業省は、

再生可能エネルギーを経済的に自立した

脱炭素化電源にする方針を打ち出した。

しかし、原子力発電が脱炭素化電源であると

仄めかし、再エネが〝条件〞をクリア

できなければ、原発を推し進める意向をも

暗に示した。

その条件とは、太陽光発電と蓄電システムで

原発の発電コスト10円/kWhを下回ること

である。

 

【太陽光発電編】

狙うは7円/kWh          ついに始まったコスト削減総力戦

太陽光発電の主力電源化に欠かせない発電

コストの低減。 一体どこまで下げることが

できるのか。

太陽光パネルを中心に可能性を探る。

 

〝日本ならでは〟の太陽電池技術 ソーラー

フロンティアのCIS太陽電池

 

奮闘する日系材料メーカー

 

コストは下げられない!? 苦悩する  国内PCSメーカー

 

「施工費削減は合わせ技」

エクソル 鈴木伸一社長

 

パネル取付金具に立ちはだかるコストの壁

太陽光パネル取付金具の価格は、

設備費の10分の1にも満たないが、それでも

コストダウンは必要だ。 メーカーは、新JISに

対応しつつ、原価削減に切り込めるのか。

 

明治機械、接着工法で屋根上市場開拓へ

荷重問題抱える陸屋根に力点

 

 

【蓄電システム編】

目指すは10万円/kWh以下     流通を省き、技術で勝負

太陽光発電の主力電源化に向け、蓄電システムは必須だが、価格が高い。

住宅用蓄電システムであれば、少なくとも

2030年までに末端価格を 10万円/kWhに

抑える必要がある。

コスト削減の余地はあるのか。

 

価格は現行の3分の1に!? トヨタ、パナら

日本連合で全固体蓄電池開発

 

蓄電システムの量産現場へ潜入

ニチコンの製造コスト低減法

製造現場ではどのようにコスト低減を

進めているのか。 今年6月から1台3役の

トライブリッド蓄電システムを量産した

ニチコンの工場に潜入した。

 

   

 

     

 

 

      

 

 

 

 

 

      

     

     

   

           

     

 

 

     

     

 

 

 

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

  

 

 

 

 

 

 

 

 

     

        

 

物議を醸すエネ計画案

原子力発電と石炭火力発電を優遇した

第5次エネルギー基本計画案が物議を醸している。

とりわけ業界では太陽光発電の導入が

減速しかねないとの批判が多い。専門家の意見も交えて論点を探る。

 

「再エネ比率は44%に近づけよ」

自由民主党 筆頭副幹事長 柴山昌彦 衆議院議員

 

「2050年までに、

世界一の代替エネルギー技術を磨け」

コマツ相談役 坂根正弘 氏

 

「原発・石炭信奉を持ち込むな。

再エネ推進で世界の潮流に乗れ」

都留文科大学文学部社会学科教授 高橋洋 氏

 

  

 

 

  

 地方見聞録【中四国】

地域販売会社が掲げた脱FIT時代の新構想

設備認定遅れや無制限抑制の影響で、

減速する中四国の太陽光発電市場。

FIT終焉の兆しも現れ、企業の事業撤退が

表面化しつつあるが、依然として踏み止まる 者が少なくない。

彼らは今、脱FIT時代を生き抜く新たな構想を掲げている。

 

  

 

中国マーケットに異変!

今年は一転、縮小か

中国の太陽光発電市場に異変が生じた。

中国政府が年内の太陽光発電所の開発を突然

凍結すると発表したのだ。市場が急冷すれば、

日本にも影響が及びかねない。

 

サニックス、2期連続黒字

方針転換で再建進む

サニックスが復活を遂げた。一時は経営危機に

瀕していたが、2017年度決算で2期連続の

黒字化を果たした。再建への道程やいかに。

 

【展示会レポート】

総動員数22万人!

世界最大の展示会にトップメーカーそろい踏み

総動員数22万人。太陽光関連の展示会では

世界最大の規模を誇るSNECが、 5月末に中国

上海市で開催された。出展企業を取材し、

中国市場の今を追った。

  

Vol.26 ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク

ラプラス・システム

3期ぶり営業黒字化

パッケージ品の販売が好調

  

  

 

「自家消費提案に向けて着々と準備を進める」

日本エコシステム 高木誠一 社長

  

  

 

エーオン、パネル評価&補償プランで初実績

シーアールイー 太陽光向け私募ファンド組成

荏原実業、ZEB化事業拠点を新開設

東急不動産 再エネ事業本格化

トリナ・ソーラー 製品紹介セミナー開催

タマホーム 蓄電池後付け可能な太陽光導入プラン発売

カナディアン・ソーラー、住宅用太陽光10万件突破

『ソーラーアセットマネジメントアジア2018』都内で開催

日新電機、PCSの遠隔監視サービス開始

インサイドニュース

嵐山大沼水上太陽光発電所[埼玉県]

工場脇のため池に浮かぶ自家消費用太陽光

 

            

カリフォルニア州、新築住宅への太陽光設置を義務化

米カリフォルニア州は5月9日、

新築住宅に太陽光発電設備の 設置を義務づける規制の導入を決めました。

日中に太陽光電力が供給過剰になる恐れもあり、

蓄電池の導入も促すようです。

タキマテック

北関東からスリランカまで

太陽光の可能性を追い求む

 

最終回 【総まとめ】

 

ウェーブエナジー

分散型PCS一体型キュービクル

 

屋根技術研究所

折板屋根向け取付金具 

MARKER&DATA

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、

セル、モジュールスポット価格)/

東証インフラファンド市場における上場銘柄の

株価推移/

日本卸電力取引所におけるスポット市場の

平均取引価格推移

       
     
 

       
         

発刊日 2018年06月25日
定価 1,940円
コード 80109-6 4910801090680 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

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2024年03月25日
定価:
1,980円

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過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

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2024年02月24日
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再生可能エネルギー 市場別分析2024

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2024年01月25日
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飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
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低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
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