シャープ、『ブラックソーラー』新型モデル出荷開始

2015.06.30

PVeye

 シャープ(高橋興三社長)は6月29日、住宅向け高効率モジュール『ブラックソーラー』の新型モデルの出荷を開始した。堺工場で社員約60名を集めて式典を開催、住宅向けの販売を強める構えを強調した。
 式の冒頭で、エネルギーシステムソリューション事業本部長の向井和司常務執行役員は、「新製品のモジュール変換効率は19.1%と業界トップクラス。これをベースにさらなる売上拡大を目指す」と意気込んだ。続いて、国内営業本部長の宮永良一執行役員は、「全国の販売店の支えが強み。販売店・営業部門・事業部門が三位一体となって取り組んでいく」と決意を表明した。
 新しい『ブラックソーラー』には、従来機と同様にセルの受光面積を広げて発電性能を高めるバックコンタクト(電極の裏面配置)方式を採用したうえで、セルを覆う膜に新素材を導入した。受光面に窒化シリコン膜を、裏面には酸化アルミ膜をそれぞれ成膜して発電ロスを軽減。モジュール変換効率を19.1%へ向上させた。
 新製品は標準タイプのほか、コンパクト、右コーナー、左コーナーの4タイプが揃う。屋根の形状に合わせて組み合わせることで、1棟あたりの搭載量を上げられる。同社は4タイプ合計で月間7万台の出荷を目指し、住宅用市場でのシェア拡大を狙う。

産業用は出荷半減か

 向井常務は式典当日の会見で、「(今期のモジュール出荷量について)産業用は確定している分だけを入れ、大分抑えた」と述べ、今期の予想出荷量1GWのうち産業用は6割と予測。14年度は1.8GW販売し、産業用が約7割を占めたため、今期の産業用の出荷量は600MW程度に半減するとみている。
 背景には、経産省が今年2月に実施したモジュールの軽微変更ルールの改定が影響したようだ。事実、ある国内モジュール大手は「軽微変更後、受注がかなり増えた。2、3年後まで出荷予定が詰まっている」と、状況はシャープと大きく異なる。また、「(軽微変更)ルール改定前に、シャープの太陽電池工場売却の噂が流れたので、シャープから他社へパネルの注文を変更した事業者が少なくなかった」(業界関係者)という声もある。
 シャープは、モジュールと蓄電池などをセットで販売し、付加価値を高めていく方針だ。蓄電池は4月1日から補助金を利用して計3300台販売したという。
 ただ、出力10㎾の住宅用太陽光発電市場は14年度、1000MWを下回ったとみられ、今期はさらに縮小する可能性もある。住宅用に舵を切ったシャープは、果たして再浮上できるのだろうか。

2022.02.07

PVeye

マテック、可搬型蓄電設備発売  蓄電容量403Wh

 電子機器製造のマテック(京都市、松本弘暉社長)は2022年1月31日、米・アマゾンの電子商取引サイトで可搬型の蓄電設備を発売した。従来品より価格を抑え、民生用の非常用電源として販売する。
続きを読む

2022.01.20

PVeye

グラスフィアジャパン、太陽光付き屋外カメラ発売

 警備大手セントラル警備保障の子会社で通信機器を製造するグラスフィアジャパン(東京都中央区、磯部順一社長)は2022年1月20日、太陽光パネル一体型の屋外カメラを発売した。給電経路が要らず、電力を供給続きを読む

2021.02.01

PVeye

21年度のFIT入札、年4回開催へ

 2021年度のFITにおける入札制の詳細が固まった。上限単価を事前に公表し、年4回実施する。(本誌・楓崇志)

 2021年1月12日、第66回調達価格等算定委員会が開か続きを読む

2021.02.01

PVeye

JEPX価格20倍超急騰に悲鳴続々新電力月数十億円の逆ザヤ

 日本卸電力取引所のスポット価格が急騰した。平時の実に20倍以上に跳ね上がり、新電力各社が悲鳴を上げている・1ヵ月で数十億円の逆ザヤが発生したところもあるようだ。(本誌・岡田浩一)
続きを読む

2021.01.04

PVeye

21年度のFIT議論開始 2年分の売価決定へ

 2020年11月27日に開かれた調達価格等算定委員会で21年度の太陽光発電のFIT売電単価の議論が行われた。22年4月1日の改正法施行を控え、21年度は現行法最後の年だ。入札対象外の事業用太陽光と住続きを読む

2021.01.04

PVeyePR

20年度3万台濃厚! 田淵電機の蓄電設備がヒットした理由

 ダイヤモンドエレクトリックHD傘下の田淵電機がハイブリッド型蓄電設備の販売を急速に伸ばしている。なぜヒットしたのか。

 田淵電機が2020年1月に発売したハイブリッド型続きを読む

2020.12.01

PVeye

20年度上期FIT入札 254件368MWが落札

 低炭素投資促進機構は2020年11月6日、20年度上期のFIT入札の結果を公表した。254件、368MWが落札した。最低落札単価はkWhあたり10.00円で、加重平均落札単価は同11.48円だった。続きを読む

2020.11.01

PVeye

市議会で6度見送りも 美作市長パネル税に意欲

 岡山県美作市が導入を検討している太陽光パネル税。市議会では6度に亘って見送りとなったが、萩原市長は導入に意欲的だ。一方で事業者からは根拠を求める声が上がる。(本誌・岡田浩一)

続きを読む

2020.11.01

PVeyePR

タオケイが蓄電設備販売に本腰

遠隔監視装置メーカーの中・タオケイが日本で産業用蓄電設備の販売を本格化する。このほど夜間も売電できる蓄電池併設の太陽光発電所に初出荷した。自家消費用の需要も掘り起こす狙いだ。

続きを読む

2020.10.01

PVeyePR

出力600W超! トリナ・ソーラーがVertexシリーズ〝第二世代〟を堂々発表

 トリナ・ソーラーが2020年7月に、出力550Wと600W超の新型太陽光パネルを発表。8月には660Wの超高出力パネルも発表した。

 トリナ・ソーラーが新製品を市場に投続きを読む