シャープ、福島と栃木でメガソーラー完工 出力計4.3MW

2015.12.28

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 シャープは12月28日、福島県南相馬市と栃木県塩谷郡でメガソーラーを竣工したと発表した。事業主はいずれも芙蓉総合リースと共同で出資する合同会社『クリスタル・クリア・ソーラー(CSS)』である。両発電所の売電収入は、年間約1億7000万にのぼる見通しだ。 
 シャープは両発電所の開発に際しCSSからEPC(設計・調達・建設)を受注した。福島県南相馬市に2.7MW、栃木県塩谷郡に1.6MWの太陽光発電所を建設。各地権者から借り受けた土地に自社製パネルを合計1万7000枚以上設置した。今後は発電所のメンテナンス事業を請け負う。
 2012年10月、芙蓉総合リースと共同でCSSを設立した。出資比率はシャープが25%、芙蓉総合リースが75%出資である。CSSは今回稼働した2基を含め計63.8MWの太陽光発電所を保有している。
 なお、稼働した発電所の詳細は以下の通りである。

【南相馬小高太陽光発電所】
[所在地]福島県南相馬市小高区片草
[敷地面積]約5万3500㎡
[地目]ゴルフ場跡地
[地権者]個人
[パネル]シャープ製255W単結晶パネル計1万776枚、約2.7MW
[PCS(パワーコンディショナ)]TMEIC(東芝三菱電機産業システム)製
[年間予想発電量]約291万kWh(一般家庭約808世帯分の年間電力消費量に相当)
[年間予想売電収入]約1億500万円

【シャープ塩谷第二太陽光発電所】
[所在地]栃木県塩谷郡塩谷町
[敷地面積]約6万4047㎡(14年11月に運開した第一発電所との合計面積)
[地目]採石場跡地
[地権者]塩谷町
[パネル]シャープ製255W多結晶パネル計6456枚、約1.6MW
[PCS]TMEIC製
[年間予想発電量]約171万kWh(一般家庭約475世帯分の年間電力消費量に相当)
[年間予想売電収入]約6200万円

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