中国でも人気ナンバー1ファーウェイPCSを選ぶ3つの利点

2017.12.01

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 PCS(パワーコンディショナ)の累計出荷量が、今年10月時点で50GWを超えた中・ファーウェイ(華為技術)。中国政府が支援するトップランナープロジェクトで過半数のシェアを獲得し、中国でも不動の人気を誇る。なぜか。

 トップランナープロジェクトとは、いわゆる中国版の入札制度だ。500〜1000MWの案件を対象に、政府が競争入札で事業者を選定、落札した者には優先的に系統連系できるよう後押しする。制度を運用するのは中国国家エネルギー局。2015年に制度を始め、発電所開発を支援してきた。
 特徴的なのは、選ばれた事業者は、局が認定した太陽光パネルとPCSを使用しなければならないこと。局が定める認定基準は厳しく、例えばPCSの場合、変換効率は98%以上で、瞬間的な電圧の低下や停電の発生時にも運転を継続する機能を備えている必要がある。
 それだけに、政府から認定されたPCSメーカーは、中国市場で優位な地位につける。しかも事業者から実際に採用されると、知名度の向上につながるのはいうまでもないのであるが、実はファーウェイ、トップランナープロジェクトで50%超のシェアを掌握したのだ。

1、発電量が増える!

 最初のトップランナープロジェクトは15年、北京から350㎞西に離れた旧炭鉱街、大同市における1000MWの案件だった。これを落札した12の事業者のうち10社がファーウェイの中型PCSを採用。ファーウェイは計500MW分の中型PCSを同プロジェクトに出荷し、50%以上のシェアを手にした。
 ファーウェイは、なぜ当時から高い人気を得たのか。同社のPCSを選ぶと、少なくとも3つの利点がある。
 1つ目は、より多くの発電量が得られる点である。最大変換効率が98・8%に達していることに加え、1台あたり4回路ものMPPT(最大電力点追従)機能を備えている点も魅力だ。
 MPPTとは、日射量の変化に応じて電流と電圧を最適な値に調整し、発電出力を最大化する機能を指す。一般的にある1枚のパネルに影が落ちれば、それが抵抗となってストリング内の別のパネルやPCSの出力を低下させる。しかし、MPPTが働けば、影による発電量の低下を最小限に抑えられる。PCS1台あたりのMPPT回路が多いほど、効果は大きい。
 加えて、ファーウェイの中型PCSは、1ストリングに接続するパネルの枚数が大型PCSに比べ少ないため、MPPTがより効果的に働く。
 大同市の事業地は、石炭採掘の結果、地盤が沈下した土地や、山の斜面地が大部分を占めていた。こうした土地でこそファーウェイのPCSが実力を発揮すると話すのは、三峡新エネルギーの範秀山華北地区ゼネラルマネージャーである。「土地の形状に沿ってパネルを設置したため、パネルの向きがバラバラですが、ファーウェイのPCSであれば、パネルに落ちた影が引き起こす発電量の損失を抑えられます」。

2、ラクラク設置

 ファーウェイ製中型PCSの2つ目の利点は、招商新エネルギーの孟亜奇内モンゴル地区担当マネージャーが指摘するように、「パネルの下に設置でき、非常に設計しやすい」点だ。
 一般に、数100kW規模のPCSになると、設置のために基礎を用意しなければならない。特に傾斜地に太陽光発電所を建設する場合、その負担は決して小さくないだろう。 
 架台下に設置可能なファーウェイの中型PCSであれば、その手間は不要だ。例えば同社の主力製品、33kW機や40kW機は、重量が61㎏程度。2人で運べる。
 大型PCSと違って、ファーウェイの中型PCSはコンテナに収納されていないため、耐久性に不安を抱く事業者がいるかもしれない。だがファーウェイは、自社で厳格な品質基準を設け、多種多様な試験を課すことで、砂埃や塩害に見舞われる現場や高温高湿な環境下でも、ユーザーに20年間の製品保証を付与している。
 ファーウェイのPCSは保護等級がIP65であり、ファンがなく、自然放熱式を採用している。これにより、石炭の粉塵がPCSに入らず、掃除が不要になる点も、トップランナープロジェクトの事業者から好評を得たようだ。
 なお、トップランナープロジェクト向けに出荷した500MW分の中型PCSは、昨年の竣工以来1台も故障していないという。

3、O&Mの負担軽減

 3つ目の利点は、O&M(管理・保守)の負担を大幅に軽減できることだ。
 ファーウェイはPCSを単なる電力変換装置とは捉えず、太陽光発電所の運用にかかる負担をいかに軽減するかを念頭に、製品開発を進めてきた。
 例えば、故障発生時、その位置と原因を特定する機能をPCSに備えた。ファーウェイのPCSは遠隔からストリング単位でI‒Vカーブを測定する機能を備えている。測定値をAI(人工知能)で解析し、ビッグデータを分析した故障の傾向と照らし合わせ、発電電力量が低下する原因を追究するのである。
 中広核太陽エネルギー傘下の山西大同興旺庄のエンジニアは、「100MWの発電所の巡回点検を全て人力でこなすことは現実的ではありません。ファーウェイのPCSであれば、異常発生時のみ現地へ向かえばよく、O&M作業が非常に楽になります」と利点を説く。
 招商新エネルギーのトップランナープロジェクトの責任者も次のように話す。「O&Mを可能な限り簡易にするという考えからファーウェイのPCSを選びました。実際ファーウェイのPCSは当社が求めるものをすべて備えていました」と満足気だ。
 PCSの選定に悩む事業者は、一度ファーウェイの製品を選んでみてはどうだろうか。

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアウエストタワー10階tel.03-6266-8008
http://www.huawei.com/solar

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