RE100電力 再エネ発電業務代行100MW超へ

RE100電力が再エネ発電業務代行の受注を伸ばしている。2024年内には発電業務代行の規模が出力換算で100MWを超えそうだ。

発電業務代行と電力買い取りを組み合わせた『FIP電力固定価格買取サービス』も好評

再生可能エネルギー電力販売のRE100電力(香川県高松市、黒淵誠二社長)は、発電予測や発電販売計画の作成など〝非FIT〟太陽光発電所の運営における一連の発電業務を代行するサービスを提供している。グループ会社の日本エネルギー総合システムと連携し、EPC(設計・調達・建設)やO&M(管理・保守)まで請け負う場合もあれば、発電業務のみ代行する場合もあるが、最近は『FIP(フィード・イン・プレミアム制度)電力固定価格買取サービス』を積極的に提案している。これはFIPの発電事業者を対象にRE100電力が発電業務代行と電力買い取りを行うサービスで、顧客にとってはFITの発電事業のように取り組めるという利点があるのだ。

そんな同社はここに来て、複数の大手企業とバーチャルPPA(電力売買契約)の締結に向け、準備を進めている。開発した太陽光発電所の発電業務をRE100電力が手掛け、電力をJEPX(日本卸電力取引所)へ卸しつつ環境価値を企業へ販売するスキームだ。RE100電力は、再エネ発電業務代行の受注拡大に繋げる考えで、2024年内にも運用規模は出力換算で100MWを超えるという。

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