数字から読み解くPV市場

企業力ランキング2019

平成の終わりとともに、FITに頼らない新時代が夜明けを迎えようとしている。経営手腕も問われる新時代にはどの企業が活躍していくのか。当編集部は国内外の太陽光関連企業375社をピックアップし、指数化した7つの財務指標をもとに企業力ランキングを作成した。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

今回の企業力ランキングでは、太陽光関連企業の決算データをもとに、収益力、支払能力、活力、持久力、成長力、規模の各指標を指数化、平均を割り出し、総合指数を求めて比較した。

規模を除く指標については、早稲田大学の松本敏史教授が開発した企業力指数をもとに、京都大学の藤井秀樹教授らによる「企業力指数による企業分析」を参考にした。規模を除くいずれの指数も理論上クリアすべき数値は1.0で、高ければ高いほど優れている。規模は、売上高をZスコア化したうえで、他の指標と統一するために判定基準を1.0に設定した。

ランキング上位を見ると、支払能力や持久力の数値が高い企業が多い。前者は債務弁済能力、後者は財務の長期安定性や環境変化への対応力に関する指標であり、企業の安全性に対する評価が高い企業のようだ。

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