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【PR企画】 サンテックパワージャパン 発電所併設蓄電池発売

フレキパネル商品化へ

サンテックパワージャパンが品揃えの拡充に意欲的だ。太陽光発電所への併設する産業用蓄電設備を発売したほか、軽量なフレキシブルパネルの商品化も進めている。脱炭素新時代に向けて提案力を強めている。

サンテックパワージャパン執行役員商品企画&長野テクニカルサポートセンター本部の米澤慶信本部長(右)と産業販売事業本部産業販売セールス部のサム・シン部長

太陽光パネル世界大手の無錫サンテックパワーの日本法人、サンテックパワージャパンは、太陽光パネルだけを販売しているわけではない。日本では、他の再生可能エネルギー関連製品の販売や再エネ発電所の開発まで手掛け、多様なニーズに応えるべく多彩な製品やサービスを提供している。

特に最近は蓄電池の販売に意欲的で、サンテックパワージャパンはすでにファーウェイ製の系統用蓄電設備の供給実績を上げているほか、協力会社と系統用蓄電所の用地開発にも乗り出し、これまでに70MW級の特別高圧蓄電所や100件の高圧蓄電所の候補地を確保したという。

足元の市場では、蓄電所とともに、太陽光発電所に併設する産業用蓄電設備の需要が急速に高まっている。というのも、出力抑制時に、再エネ電力を捨てずにためられるうえ、FIP(フィード・イン・プレミアム制度)を併用すれば、収益性を高められるからだ。

同社もこうした発電事業者のニーズを捉え、太陽光発電所併設用として中・レノンテクノロジー製の産業用蓄電設備の販売を始めた。レノン製蓄電設備はすでに日本に導入されているが、最大の特徴は直流リンク型であることだ。

直流リンク型とは、蓄電池を太陽光パネルと同じ直流回路側に設置し、DC/DCコンバータを介して太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)と接続する仕組み。交流リンク型と違って蓄電池用PCSが要らないため、電力損失が小さいほか、「過積載された太陽光パネルから蓄電池に直接充電できるため、余剰電力を無駄にしない効率的な利用が可能です。交流回路側の追加工事も不要なので施工工数は交流リンク型より少なくなります」とサンテックパワージャパン執行役員商品企画&長野テクニカルサポートセンター本部の米澤慶信本部長は利点を述べる。

同社は、レノン製蓄電設備を複数機種販売する体制を整えたが、充電出力120kW、放電出力90‌kWのDC/DCコンバータを搭載した蓄電容量207kWh級の製品を主力機種としていく考えだ。FIP移行後の再エネ発電業務を担うアグリゲータと連携し、頻発する出力抑制に悩む発電事業者に〝FIP転+蓄電池〟を提案していく構えである。

同社産業販売事業本部産業販売セールス部のサム・シン部長は、「直流リンク型だけでなく、交流リンク型の蓄電設備も扱っています。柔軟な設計や提案ができるうえ、価格競争力にも自信があります」と語る。

レノンテクノロジー製産業用蓄電設備。直流リンク型である点が特徴だ

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