長州産業、福島・楢葉に太陽光パネル新工場開設へ
年産200MW26年秋稼働目指す 北米進出を計画
国内1.6GW体制確立へ

山口県山陽小野田市の長州産業本社では、年産800MW体制に向け着々と準備を始めている
また、同社はここに来て山口県山陽小野田市内の本社工場を増強する計画を明かした。26年春に太陽光パネルの生産設備を追加導入し、年産800MWまで拡張する予定だ。倉庫の建屋に生産ラインを増設するため、製品の保管場所を本社敷地内に新たに設けるなど、準備を進めている。
岡本社長は「福島の東日本工場と、山口の本社工場で、それぞれ年産800MWまで増強し、太陽光パネルの年産能力を計1.6GW体制まで引き上げる」としたうえで、「その次は、タンデム型ペロブスカイト太陽電池の本格量産である。30年までにパネル変換効率30%以上の量産品を発売するという目標で準備を進めている」と状況を語った。
長州産業は、国内に量産工場を持つ唯一の太陽光パネルメーカーであるだけに、期待は高まる一方だ。




