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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

定置型蓄電設備の市場が急速に拡大している。住宅用蓄電設備の出荷台数が伸びるなか、系統用蓄電所の開発が過熱ぎみだ。2024年は、法人向けオンサイト蓄電設備やFIP(フィード・イン・プレミアム制度)活用の太陽光発電所に併設される再エネ発電所用蓄電設備の導入も進みそうだ。それだけに企業間の競争が激化している。日本の蓄電設備メーカーが新製品や新素材の開発を強めれば、競争力のある海外メーカーが日本市場に本格参戦した。その一方で、発電事業者やEPC(設計・調達・建設)企業らによる蓄電所開発も熱を帯びている。蓄電池ビジネスの全貌を解き明かす。(本誌・岡田浩一、楓崇志、土屋賢太)

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

脱炭素化に向け、成長軌道に乗った再生可能エネルギー関連市場。2024年はどこまで拡大するのか。市場別に分析した。(本誌・楓崇志、岡田浩一、土屋賢太)

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

脱炭素新時代を迎えた日本の再生可能エネルギー市場。再エネ企業は成長・拡大に向け、新たな事業モデルを築きつつある。彼らにとって2024年は飛躍の年になるのか。24年の再エネ市場を5つの分野から予測してみた。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

低位安定の住宅用再生可能エネルギー市場に、明るい兆しが見えてきた。電力代の削減を目的に、太陽光発電設備や蓄電設備を導入する家庭が増えている。2023年度の住宅用再エネ市場は前年度比2割増の5200億円を超えそうだ。 長期の展望も開けている。50年までの脱炭素化に向け、国は家庭の脱炭素化から推進している。東京都と川崎市は戸建住宅への太陽光発電設備の設置を25年4月から義務化する方針だ。これが全国の地方自治体へ波及すれば、〝全戸太陽光〟時代が到来するかもしれない。 この状況下、再エネ企業は、PPA(電力売買契約)方式やリース方式による住宅用再エネ設備の無償設置を展開する一方、EV(電気自動車)の普及を見据えてV2H(車から住宅への電力供給)設備などの関連商材の販売に力を入れている。 〝リバイバル〟間近の住宅再エネ市場に迫ってみた。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年11月号

脱炭素新時代を勝ち抜く 強いEPC

脱炭素新時代を迎えたいま、太陽光発電設備を建設するEPC企業の力量が問われている。求められる技能や役割はどう変化したのか。奮闘するEPC企業の実情に迫り、EPCのあるべき姿を描く。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年10月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年10月号

再エネ地産地消で脱炭素! 地域電力ビジネスの要諦

地域経済の活性化を目的に地域脱炭素化が進められているなか、地域電力事業の重要性が高まっている。地域のエネルギー資源である再エネの〝地産地消〟を実現するためには、発電から小売りまで地域電力会社の機能が欠かせないからだ。持続可能な地域電力会社のあるべき姿とは何か。地域電力ビジネスの要諦を探る。 (本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年09月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年9月号

〝再エネ100〟実現へ 脱炭素企業の創意と挑戦

脱炭素経営を実践すべく、再生可能エネルギーの導入目標を掲げる企業が増えた。自己託送やコーポレートPPA(電力売買契約)といった新たな再エネ調達法を試みる創意があれば、再エネ関連事業への新規参入を図る挑戦まである。こうした先行者たちの動きは〝再エネ100〟実現への道標となるに違いない。脱炭素企業の創意と挑戦に迫った。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年08月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年8月号

転換期を迎えた 太陽光運用支援ビジネス

既設の太陽光発電設備が70GWを超え、設備を運用する発電事業者向けのビジネスが変容しつつある。設備の交換やリパワリング(改修による発電増)の需要が拡大すれば、FIP(フィード・イン・プレミアム制度)を活用する事業者が現れ、中古発電設備の売買も広がりそうだ。成熟したO&M(管理・保守)事業においては効率化・合理化の動きが絶えない一方、ここに来て太陽光パネルの再使用や廃棄処理業へ参入する企業が徐々に出てきた。 ともあれ、各分野共通の変化は、屋根上に設置するオンサイト型の太陽光発電設備や〝非FIT〟太陽光発電所の本格稼働だろう。特に発電設備を自社電源として使う企業にとって、設備の故障は耐え難く、O&M企業への要求は一層厳しくなるはずだ。転換期を迎えた太陽光運用支援ビジネスのいまを解き明かす。 (本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年07月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年7月号

日本モノづくり再興へ 再エネ設備メーカーの挑戦

日本の太陽光関連機器メーカーは、海外勢に押されっぱなしで、長らく苦境に立たされている。だが、ここに来て、脱炭素化の大潮流と電力代の上昇を背景に内需が拡大しつつある。蓄電池を含めた再エネ関連設備では、モノづくり再興の芽がないわけではない。日本メーカーの挑戦に迫る。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年06月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年6月号

脱炭素新時代を生き抜く! アライアンスのすゝめ

脱炭素新時代のアライアンス 再エネ企業 ×電力小売り会社・アグリゲータ・電力消費者 再エネ電力の売電先や消費先、いわゆるオフテイカーとの協業。協業先は信用力や資本力、顧客網などに強みを持つ企業が多く、再エネ企業は事業の蓋然性を高められる。 再エネ企業 ×再エネ企業 同業他社との協業。信用力の補完や、取扱い規模の拡大、資金調達力の増強、売電先との交渉力の強化などが期待できる。互いの得意領域が重複しない方が合意しやすい。 再エネ企業 ×地域金融機関 地域脱炭素化を目指す協業。再エネ企業は、金融機関の資金力や地域の顧客網の活用が期待できる。事業会社の共同設立のほか、開発やEPC、O&Mなどの連携もある。 再エネ企業 ×地方自治体 『ゼロカーボンシティ』や脱炭素先行地域に取り組むための協業。再エネ企業の出番は増えており、地域金融機関との連携を機に自治体との協業が深まる可能性もある。 この脱炭素新時代、再生可能エネルギーの事業モデルが多様化するなか、企業間の提携や協業、連携といった〝アライアンス〟が活発になってきた。それは、企業単独の事業拡大には限界があることを、気がつき始めているからだろう。 いまや、FITを活用していた頃のように太陽光発電所を建設しさえすれば事業が成立するわけではない。再エネ電力を求める電力消費者に適正な価格帯で再エネ電力を販売しなければならず、資金調達も含めて事業化のハードルは上昇した。 実際、再エネ企業は、再エネ電力の売電先や消費先を探し、電力系統を使う場合は〝計画値同時同量〟の義務を負わなければならない。それゆえ、バランシング機能を有し、信用力と潜在顧客を持つ電力小売り会社やアグリゲータとの連携が欠かせないのであるが、これにとどまらない。 発電規模や対応地域の拡大、売電先や消費先との交渉力強化を狙い、同業者と協業する動きがあれば、地域の再エネ需要を取り込むべく地域金融機関や自治体との連携も動き出した。 再エネ企業には、自社の強みを活かしつつ、いかに有益なアライアンスを組めるかが問われている。脱炭素新時代を生き抜くために、再エネ企業のアライアンスの可能性を探った。 (本誌・楓崇志、岡田浩一)

発刊日:
2023年05月25日
定価:
1,980円

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