Inside News

TDKラムダ、MPPT搭載の直流コンバータ開発

直流グリッド向け

TDK子会社のTDKラムダ(東京都中央区、尾野哲一社長)は2025年12月16日、太陽光パネルと接続できるMPPT(最大電力点追従)制御機能を搭載した直流コンバータを開発したと発表した。主に直流グリッド構築時での採用を想定しており、26年2月下旬から受注を開始する予定だ。

同社が開発した直流コンバータは、主に太陽光パネルの電力を直流グリッドに流し込む際などに使用できる片方向での電力変換に対応した製品で、MPPT制御機能を搭載し、昇圧・降圧のどちらも可能にした点が特徴である。

入力電圧範囲はDC50~1000Vで、最大入力電流は20A。出力電圧はDC240~850V、最大出力電流は35A、最大出力電力は12‌kWである。非絶縁型なので変換効率が97.5%と高く、並列接続数の上限もない。

もっとも、同社は12年に直流グリッドで活用できる双方向コンバータを開発済み。同社プロダクトマネージメント部プログラマブルパワーシステムグループの五阿彌宗エキスパートは、「近年、再生可能エネルギー電源や蓄電池との相性も良い直流グリッドへの注目が高まっているが、それに対応した構成部材はそう多くない。直流グリッドの実現に向け、需要に応えていく」とし、このほど直流グリッドで使用可能な製品群を拡充した。

なお、同社は今回のMPPTコンバータとともに、直流駆動する電源や蓄電池などと接続できる片方向の電力変換に対応した直流コンバータも開発している。

TDKはMPPT制御機能を搭載した直流コンバータ『EMAシリーズ』を発売する

Inside News を読む

一覧を見る