レノンパワー、系統用蓄電池の複合提案開始
ニッパチ3.5億円
中・レノンテクノロジーの日本法人、レノンパワー(東京都中央区、張奕文社長)はこのほど、系統用蓄電設備の複合提案を始めた。蓄電設備の提供から設置工事まで手掛け、価格競争力を武器に受注拡大に繋げる考えだ。
同社は、出力2MW、蓄電容量8000kWhの通称〝ニッパチ〟と呼ばれる高圧蓄電所を拡販していく。蓄電池とPCS(パワーコンディショナ)のほか、受変電設備まで含めた設備一式と工事費まで合わせて総額3.5億円で売り出す方針だ。
ただ、初期費とは別に保証費として稼働開始1年目から10年目まで年額200万円、11年目から15年目まで年額250万円を徴収する。保証費は計3250万円となるが、一括払いも受けつける。
竣工時までに初期費の総額90%の支払いが基本だが、同社は契約時や出荷時などのタイミングに応じて分割払いにも応じる。
コールセンターを設置して運用窓口を一本化し、不具合発生時には迅速に駆けつける体制を整えた。
同社運営管理部広報・マーケティング担当のソ・ジユン氏は、「系統用蓄電事業への参入を通じて認知度を高めつつ、オンサイト型の蓄電事業や〝FIP(フィード・イン・プレミアム制度)転蓄電池併設〟の事業拡大にも繋げたい」と語る。
なお同社は26年度10件、27年度20件の受注獲得を目指す。

系統用蓄電所向けの提案を積極的に進めている

