「住宅用、産業用に系統用まで、蓄電設備の製品群を拡充」
エリーパワー 河上清源 社長兼COO
蓄電池メーカーのエリーパワーはこのほど、産業蓄電設備を発売したほか、スズキと実証試験を開始すると発表した。今後の展開について河上社長に聞いた。
──近況について。
2024年から事業を拡げている。これまでの住宅用蓄電池だけでなく、産業用蓄電池のOEM(他社ブランドでの生産)を始めたほか、Ⅴ2H(車から住宅への電力供給)設備とともにⅤ2H設備と連携可能な蓄電設備を販売している。
24年11月には、兵庫県尼崎市の脱炭素先行地域づくりの一環で、阪神タイガースの選手寮に蓄電容量計194.4kWhの産業用蓄電設備を納入した。これを機に、脱炭素化を進めていく企業や自治体に産業用蓄電設備を積極的に提案していく。
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