明和工業
太陽光パネル搭載駐輪場発売
秋田県にかほ市で実証
新製品のイメージ
水道関連機器や太陽光パネル搭載カーポートなどを製造する明和工業(新潟市、関根聡史社長)は2025年4月22日、太陽光パネルを搭載した駐輪場を発売したと発表した。商業施設や公園、避難指定場所などへの導入を想定し、自治体や民間企業へ提案していく。
同社は、中・DMEGC製の両面発電パネルと中・ファーウェイ製の蓄電設備を調達しつつ、柱にスチール素材を用いて出力1.65kW、蓄電容量5kWhの太陽光パネル搭載駐輪場を製品化した。製品の販売に向けて、秋田県にかほ市内の道の駅に隣接するガソリンスタンドの敷地内に設置。発電した再生可能エネルギー電力を電動キックボードへ給電しつつ、独立電源設備として発電や蓄電、給電を検証した。初年度20セットの販売を目指す。
蓄電設備を含む製品の寸法は、幅約4m×奥行約2.3m×高さ約2.5m。製品名は『ソライユポート』。
太陽光パネルと蓄電設備を搭載した駐輪場。写真は実証設備