新電力に瞬く寂光

[第73回]

系統用蓄電所の運用法

需給調整市場のルール変更②

揚水発電の随意契約の導入が与える需給調整市場への影響について、アンプレナジーの村谷社長が解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

2025年7月の第3週に需給調整市場で異変が起きた。各エリアで週間商品の募集量が一斉に前週比8割程度まで減少したのだ。募集量が前週比1割まで激減したところもあって、市場参加者の間に動揺が広がった。

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