ダイヘン、VOLT販売とCATL蓄電池の売買契約締結
25年度内30万kWh調達
アフターサービスを強化
VOLT販売は、CATLの蓄電池を国内で販売するとともに、O&Mなどのアフターサービスも代行していく。すでにCATLからアフターサービスの協力店として認定を受けており、北海道から九州まで6つの拠点を抱え、体制を整備している。具体的には、稼働前の現地調査や年1回の定期点検のほか、駆けつけ、保証サービスも提供していく構えだ。
一方、CATLは日本で蓄電事業を強化しており、これまでタオケイエナジーなどと協業してきたが、その傍らCHCとの合弁会社、CHCジャパンを通じて蓄電所の開発に参入、23年度と24年度の『長期脱炭素電源オークション』で計9件の蓄電所開発案件を落札した。日本の蓄電池市場で販売シェアを着実に伸ばしており、今回のダイヘンとの協業を機にさらなる拡販を狙うものと思われる。