Inside News

中・JAソーラー 新型パネル発売

日本には年明け出荷へ

太陽光パネル大手の中・JAソーラーは太陽光パネルの新製品を2025年10月に発売する。バックコンタクト技術を用いた高効率パネルで、主に屋根上設置向けに提案していく構えだ。日本向けには年明けから出荷を始める見通しだ。

同社が発売するのは、『HYPER GEN』と呼ぶ新技術を搭載したn型単結晶パネルで、太陽電池セルの配線を全て裏面に回し、受光面を拡げたいわゆるバックコンタクトパネルである。従来のn型太陽光パネルと比べ、受光面積を拡げたことで出力や発電量を高めたほか、影の影響を受けにくく、経年劣化率の点でも優れるという。

製品群には片面発電の54セル相当搭載品を揃え、10月の発売時の出力は495W、変換効率は24.8%となる見通しだ。

同社はn型トップコン技術を用いた単結晶パネルも揃えており、日本では25年7月から出力や変換効率を高めた次世代品の出荷も始まった。今回の新型パネルは主に屋根上設置案件向けに提案していく方針のようだ。

Inside News を読む

一覧を見る