スマートエナジー アグリゲータ子会社設立

新会社の社長に就いたスマートエナジーの山村副社長
太陽光発電のO&M(管理・保守)最大手、スマートエナジー(東京都港区、大串卓矢社長)は2026年3月5日、太陽光発電所や蓄電所のアグリゲーションを手掛ける子会社を設立した。O&Mの顧客である発電事業者の収益性向上に寄与したい考えだ。
新会社はスマートエナジーの100%子会社で、社名は『スマートエナジーサーキュラー』。資本金は2000万円で、代表取締役にはスマートエナジーの山村文也副社長執行役員が就いた。
新会社では、特定卸供給事業者の認可を取得して、太陽光発電所の発電量予測や発電計画の作成、インバランスの最小化を担うとともに、蓄電所の各取引を代行する。JEPX(日本卸電力取引所)や需給調整市場、容量市場での取引に加え、相対取引も支援する。FIT運用をFIPに移行しつつ、蓄電池を併設する〝FIP転+蓄電池併設〟も支援し、発電事業者の収益性の安定化に貢献する構えだ。
新会社の山村社長は、「出力抑制のルールが変わり、FIT運用のままでいると、発電事業者の収益性は低下してしまう。顧客の利益を守りたいという思いから新会社の設立に至った」と経緯を語る。
なお、スマートエナジーの26年1月時点における太陽光発電のO&M契約量は4830MWで、国内トップの実績である。新会社では、アグリゲーションを受託するとともに、太陽光発電所のリパワリング(改修による出力増)やリプレース(建て替え)にも応じる構えだ。

