アズビル京都、事業所にPPAで太陽光導入

アズビルの京都配送センターの屋根に設置した太陽光発電設備
制御機器大手アズビルの製造子会社であるアズビル京都(京都府京丹波町、石井寿一社長)はこのほど、関西電力とオンサイトPPA(電力売買契約)を締結し、事業所内に太陽光発電設備を導入した。再生可能エネルギー電力を調達して脱炭素化を進めていく構えである。
事業所内の配送センターの屋根に設置した出力406.2kWの太陽光発電設備が2026年2月1日に稼働し、アズビル京都は関西電力より再エネ電力の供給を受けている。同社によると、事業所で1年間に排出する二酸化炭素の約16%に相当する約140tの二酸化炭素を削減できるという。
アズビル京都の石井社長は「再エネ電力は事業所内の工場で使用している。当社が発電設備を購入して運用するという選択もあったが、管理・保守の要員を確保することが難しく、PPA方式を採用した」と語る。
アズビルは、50年までにグループ全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標を掲げ、脱炭素化を進めている。その実現に向けて、国内外の生産拠点に太陽光発電設備を導入しており、23年には和歌山市内のアズビル金門エナジープロダクツ和歌山工場に太陽光発電設備を導入した。24年にはタイ・チョンブリー県内のアズビルプロダクションタイランドタイ工場に出力624kWの太陽光発電設備を、25年には中国・大連市内のアズビル機器大連工場に480kWの太陽光発電設備をそれぞれ導入した。
今後も生産拠点に太陽光発電設備を導入する方針で、現在ベトナムで建設中の工場にも設置する計画だ。26年内の稼働を目指している。
アズビル環境推進部環境マネジメントグループ村田裕也グループマネジャーは「当グループは24年度に、17年時の二酸化炭素排出量と比べ56%削減した。計画より早く脱炭素化を実現させたい」と意欲的である。

