高稼働率で事業化を後押し!

EPC企業を惹きつけるファーウェイの蓄電設備

ファーウェイの蓄電設備を扱う企業が増えている。法人向け自家消費提案に積極的なオルテナジーもその1社だ。なぜ彼らはファーウェイを選ぶのか。

オルテナジーの髙橋眞剛社長

太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)世界大手の中・ファーウェイ(華為技術)は、蓄電設備の開発にも力を注ぎ、住宅用の小型蓄電設備から自家消費に最適な中型蓄電設備や系統用の大型蓄電設備まで製品化している。どの製品も特徴が多彩で、その魅力に惹きつけられる人は少なくないようだ。

実際、EPC(設計・調達・建設)を手掛けるオルテナジー(東京都立川市)の髙橋眞剛社長もその1人で、「昨年初めてファーウェイの大型蓄電設備を見て衝撃を受け、扱うことを決めました」と明かす。

もっとも、同社はいち早く法人向け自家消費提案を始め、かねてより蓄電設備に注目していた。太陽光発電設備や蓄電設備を制御するEMS(エネルギー管理システム)の開発を始めつつ、様々な蓄電設備を検討したところ、ファーウェイの大型蓄電設備と出会ったのだ。