自家消費型太陽光で再エネフル活用!

CO2ネット・ゼロに挑む東京ガスグループのエネルギーソリューション

高精度な需要予測に基づく自己託送支援サービス

また、余剰電力を遠隔地にある施設へ送電する「自己託送」のニーズが増えるなか、TGESは、ソーラーアドバンスを活用した自己託送支援サービスを提供している。同社は東京建物からの依頼で、22年2月から東京建物の物流施設『T-LOGI』の3施設(埼玉県久喜市・神奈川県横浜市・千葉県習志野市)の屋上に太陽光パネルを設置した。東京建物は発電した電力を施設内で消費し、かつ余剰電力を東京建物が所有する商業施設『SMARK(スマーク)伊勢崎(群馬県伊勢崎市)』に自己託送することで、再エネ由来の電力を余すことなく活用し、年間約1,030tのCO2削減効果を見込んでいる。

TGESは自己託送支援サービスを実施する場合、エネルギーサービス設備遠隔管理システムである『ヘリオネットアドバンス』を活用。各太陽光発電設備の発電量と各施設の電力需要を30分毎に予測し、予測結果に基づいた自己託送オペレーションを運用している。