地域EPCの事業を後押し！
RE100電力、環境価値取引の仲介開始
RE100電力が環境価値取引の仲介を始めた。発電業務代行や電力買取りとともに提供し、発電事業者や全国の地域EPC会社を支援していく構えだ。
手数料0.1円／kWhでFIT非化石証書の調達代行サービスを提供している
FITを活用しない〝非FIT〟で開発された太陽光発電所や自家消費用の太陽光発電設備は、化石燃料を使用しない電源としての非化石価値や温室効果ガスの排出削減に寄与するという価値を生み出す。それゆえ、これらの環境価値を、再エネ電力とセットで販売すれば、発電事業者は収益を高めることができる。
むろん、事業用の電力を全て再生可能エネルギーで賄う『RE100』加盟企業などは環境価値を集めて再エネ比率を高めるが、近年は電力料金が高騰している。太陽光発電設備の導入効果の最大化を目的に環境価値を売却したいという企業のニーズも出てきたのだ。
そこで、電力小売りのRE100電力（香川県高松市、黒淵誠二社長）は、環境価値を買取るサービスを始めた。同社はグループ会社の日本エネルギー総合システムや全国のEPC（設計・調達・建設）企業と、非FITの太陽光発電所を持つ発電事業者に対する発電業務代行や電力買取りを展開しており、その一環で今回のサービスを提供する構えだ。
