日本エネルギー総合システム オンサイト太陽光電力買取り開始
現行FIT単価+1円で10年
日本エネルギー総合システムがオンサイト太陽光発電の余剰電力をFIT単価に1円上乗せして10年間買取るサービスを始める。深刻化する〝認可待ち〟の問題を解消したい考えだ。
日本エネルギー総合システム(香川県高松市、黒淵誠二社長)は2024年11月12日、オンサイト太陽光発電の余剰電力を買取るサービスを始めると発表した。サービス名は『JEB FIT』。文字通り、同社のブランド、JEBのハイブリッド蓄電設備を設置し、かつ交流出力10kW未満の太陽光発電設備を導入した電力消費者を対象に、同社が余剰電力を現行のFIT売電単価に1円上乗せして10年間買取るというものである。
同社の黒淵誠二社長は、「経済産業省の認可が長期化している問題が深刻化しています。当社の太陽光発電設備や蓄電設備などを販売してくださっている販売店さんや施工店さんが苦しまれているので、急きょ今回のサービスを始めました」と経緯を話す。