ファーウェイ、系統用蓄電設備の新製品発売
一次調整力取引まで対応
徹底した安全対策
もっとも、ファーウェイはかねてより安全対策を重視しており、蓄電池セルの落下試験や釘射し試験をはじめ、蓄電池パックの水没試験など、複数の耐久性試験を実施している。特に電解液の漏れ等による発火リスクへの対策は万全で、蓄電池セルとセルの間に400℃以上の高熱に耐え得る断熱材を使用しつつ、万が一発火しても燃え広がらない燃焼防止機能を設置している。
このほか、AI(人工知能)を活用して内部短絡を自動で検出する機能や故障を予知する機能に加えて、PCSで短絡故障が発生した際に即座に遮断スイッチが作動し、過電流を防ぐ仕組みまで導入しており、徹底して安全性を高めているのだ。