日エネ、BUDDICAと合弁会社『BUDDICA GRID』設立

家庭向けV2HからEVや太陽光まで総合提案に本腰

日エネが中古車販売のBUDDICAと合弁会社、『BUDDICA GRID』を設立した。V2H設備に中古EVや太陽光発電設備を導入して家庭の電力代削減を支援するサービスを本格化した。

日本エネルギー総合システム(香川県高松市、黒淵誠二社長)は2026年10月、中古車販売のバディカ(=BUDDICA、香川県高松市、中野優作社長)と合弁会社を設立した。8月に両社が始めた住宅用エネルギーサービスの名称を引き継ぎ、社名を『バディカグリッド(BUDDICA GRID)』とした。バディカグリッドの本社住所は香川県高松市六条町187番地1、新会社の社長はバディカの中野社長が兼務した。

新会社では、Ⅴ2H(車から家への電力供給)設備をはじめ、〝走る蓄電池〟となるEV(電気自動車)や太陽光発電設備、エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器)を販売していく。住宅向けの補助額が大きい国のⅤ2H補助金を活用しつつ、割安な中古EVを蓄電池として利用することで顧客の投資対効果を高めていく。太陽光発電設備やエコキュートを導入済みの家庭にはⅤ2H設備とEVを提供し、電気代の削減効果と災害への備えになる点を訴求する。北海道と沖縄を除く全国で展開していく。

新会社、バディカグリッドの中野社長は、「EVは家庭にとって最も身近な〝大容量蓄電池〟です。日本エネルギー総合システムさんをはじめ、メーカーの皆様とともに、お客様にとってメリットのある電力サービスを提供して参ります」と語る。

バディカグリッドの取締役を兼務する日本エネルギー総合システムの黒淵社長は、「バディカグリッドを設立した後も、問い合わせは殺到しています。設立初年度600セットの販売を目指します」と意気軒高に語り、こう方針を述べた。

「Ⅴ2H設備には停電時にEVから住宅へ電気を届けられる機能があるので、普及すれば地域の防災機能が強化されます。バディカグリッドは、家計にも災害にも強い〝エネルギー自給の暮らし〟を全国に広げていきます」。

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