Company & Key person

「非FIT需要を捉え、今期300億円超え目指す」

エクソル 鈴木伸一 社長

太陽光専業大手のエクソルは2022年5月期決算で売上高を伸ばしたものの、資材高騰や円安の影響で最終赤字に陥った。今期は非FIT需要を捉え、一転して最高益を目指すという。

──前期(2022年5月期)の業績は。

前期はこれまで挑戦してきたことが実を結び始めるなど、事業は順調で、売上高は前期比約1割増の230億円程度に落ち着く見込みだ。特に蓄電設備販売やEPC(設計・調達・建設)、O&M(管理・保守)関連の売上高を伸ばせた。

だが、資材高騰、供給逼迫、円安という三重苦の影響は避けられなかった。営業損益は利益が圧迫されながらも黒字を確保したが、最終利益は為替差損などを計上したために赤字となる見通しだ。

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