お悩み相談 Q & A

第2回

太陽光発電所の盗難対策

読者の様々な悩みに答える本コーナー。今回は太陽光発電所の盗難対策である。

Q 、いつ盗難に遭うか心配だ。被害に遭いやすいのはどのような太陽光発電所か

周囲に人家が少なく、監視カメラを設置していない太陽光発電所は狙われやすい。盗まれるのは、ほとんどがケーブルだから、ケーブルが地中に埋設されていない太陽光発電所は要注意だ。犯人は一度に多くの太いケーブルを手に入れたいので、とくに高圧太陽光発電所が狙われる。

ケーブルがよく盗まれるのは、大抵のケーブルは銅製で、銅は換金できるからだ。換金する際も、廃材を持ってきたと言えば足がつきにくいのだろう。また、施工中の現場で道具や備品が狙われた例もある。ある会社は発電機を盗まれたという。

なお、これまで長く盗難に遭ったことのない太陽光発電所が、突然、何かをきっかけに被害に遭うこともある。エネテク取締役執行役員の大田直哉営業本部長は、「緊急事態宣言発令中の4月から5月にかけて、ケーブルの盗難被害に遭ったという声を非常に多く聞いた」と明かす。

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