販売・施工会社の生き残り策
「培ったノウハウを価値に変える」
淀屋橋総合会計・不動産鑑定代表 安田 祐一郎氏
これまではFIT制度によって追い風が吹いていたこともあり、どんぶり勘定の会社が多かったように思います。買取り価格が下がるなか、採算をとるためには原価管理と資金繰りを見直すことが重要です。まずは見積もり、工事受注、下請けへの発注、材料の検品・着工・完成から引き渡しまでの工程で無駄はなかったか、部材仕入れのタイミングなどコスト面で見直しできるポイントはなかったかどうか、もう一度確認するべきでしょう。同時に、支払いのタイミングなど資金繰りについても案件ベースで管理しておかなくてはなりません。足元を見直すことはコスト削減になり、採算が良くなれば最終的に競争力を高めることに繋がります。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です