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パナソニック

V2Xと蓄電設備、12月発売へ

パナソニックエレクトリックワークス社は2023年8月、単相対応のV2X(車からの電力供給)設備と蓄電設備を23年12月21日に発売すると発表した。利用者施設の太陽光発電設備が生み出す電力の自家消費率向上に繋げる。公共施設や民間施設、集合住宅などへ拡販する狙いだ。

同社は、出力6kWのV2X設備と蓄電容量6.3kWh・出力3kWの蓄電設備、出力6kWのハイブリッドPCS(パワーコンディショナ)をそれぞれ製品化した。1ユニット6.3kWhの蓄電池を2ユニットまで増やせるようにした。V2X設備と蓄電設備をそれぞれ単品で販売するとともに、両設備のセット商品も用意する。

同社は、設置場所が限られる利用者の事情を汲み取り、V2X設備を小型にした。またV2Xスタンドと接続した電気自動車と蓄電設備に同時充放電できるようにした。

希望小売価格は設置工事費別で、V2X設備単体が税込み395万7800円、蓄電設備単体は6.3kWh品が同472万7800円、12.6kWhが同725万7800円。V2X設備と蓄電設備のセット価格は、6.3kWh品が同648万7800円、12.6kWh品が同901万7800円である。

V2X設備(左)と蓄電容量6.3kWhのリチウムイオン蓄電池

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