再エネ発電所ファイル

Vol.90

ひっぽ復興発電所1号

旧筆甫中学校の跡地に建設された太陽光発電所。地域発電会社、ひっぽ電力がFITを活用しつつパルシステム電力と特定卸供給契約を結び運営している。福島原発事故で被災した宮城県丸森町では町民が再生可能エネルギーの“地産地消〟を推進。ひっぽ電力は『ひっぽ復興発電所1号』を住民70名から計約800万円借入れて開発した。売電収入で借入金を住民に返済し、収益の一部で町内の公民館に太陽光発電設備と蓄電池を設置した。ひっぽ電力は町内に13ヵ所、計1.4MWの太陽光発電所を運営しており、収益の一部で町内の荒廃した山地を整備する予定だ。

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