市民発電所のパイオニア
NPO法人 市民ソーラー・宮崎 中川修治氏
いつの世も先例のないことに取り組む者がいる。その独創性は時に周囲から受け入れられないこともあるが、この変革の時代において、彼らのような果敢な行動力が必要だ。太陽光発電に纏わる先駆者の知られざる素顔に迫る。
宮崎県串間市で国内初の市民太陽光発電所、『ひむか1号』が建設されたのは1994年の初夏だった。出力3.6kWと小規模なものだったが、当時は1枚60Wの太陽光パネルが5万円と高額で、パネル代だけでも600万円かかったという。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です