地方行政の脱炭素戦略

[さいたま市]

埼玉県さいたま市は、第1回目の脱炭素先行地域に採択された。重点対策加速化事業も併用し、民生・産業部門の脱炭素化を目指す。

埼玉県さいたま市は2013年3月に20年度までの脱炭素施策を盛り込んだ『さいたま市地球温暖化対策実行計画』を作成し、19年7月には『SDGs(持続可能な開発目標)未来都市』に選ばれるなど、かねてから気候変動対策に積極的な自治体である。20年7月に50年までの脱炭素化を目指す『ゼロカーボンシティ』を表明すると、21年3月には『第2次さいたま市地球温暖化対策実行計画』を策定した。国の法改正に伴い、24年3月に実行計画の改定を予定しており、30年度の二酸化炭素排出削減目標を13年度比51%削減に上方修正する方向で検討を進めている。

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