エブリワエナジー
屋根用太陽光パネル3種発売へ
専用アルミ金具も開発
新製品はオールブラックで意匠性が高い。左から225W品と同260W品、同440W品
地域脱炭素を支援するエブリワエナジー(東京都品川区、玉川篤史社長)はこのほど、新製品の太陽光パネルとアルミ金具を2025年6月に発売すると発表した。狭小な住宅屋根や中小規模の商業施設の屋根への搭載を想定し、工務店や施工会社などへ拡販していく。初年度パネルの出荷枚数2万枚、出力換算で約8.6MW分の販売を目指す。
同社は、太陽光関連商社のスカイジャパンと開発し、電力損失を低減させるスーパーマルチバスバー(SMBB)とハーフカットセル搭載のn型太陽光パネルと専用のアルミ金具を製品化した。中国のパネルメーカーと架台メーカーにそれぞれ製造を委託した。
両社は異なるサイズの出力225W品と260W品の計2種の小型品と、汎用品の440W品を用意した。
新製品の変換効率と寸法、質量は225W品が21.67%、1352mm×768mm×35mm、11.5kg、260W品が同21.95%、1542mm×768mm×35mm、13kg、440W品が同22.53%、1722mm×1134mm×35mm、20.5kg。いずれの製品も耐風圧性能は2400Pa、耐雪性能は5400Pa。出力保証は30年、製品保証は20年である。