地方行政の脱炭素戦略

[与那原町]

脱炭素先行地域に選定された沖縄県与那原町は太陽光発電を中心に再エネの導入を進めている。ただ、課題もあって、道のりは険しいようだ。

沖縄本島南部の東海岸に位置し、本島内で最も面積の小さい与那原町は2020年に『自給自足のまち・よなばる』を掲げ、太陽光発電による電力の〝地産地消〟を進めた。19年度と20年度には、みやまパワーホールディングスとの実証事業で、住宅にPPA(電力売買契約)で太陽光発電設備を導入しつつ、町民にEV(電気自動車)を貸し出した。23年12月には脱炭素計画を策定。30年までに町内の二酸化炭素排出量を13年度比35%削減し、50年までに実質ゼロにする目標を掲げた。

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