Eye-tech

[廃棄パネルの処理]

産総研、太陽光パネルガラスからアンチモンを抽出

希少金属の確保に期待

産総研はこのほど、太陽光パネルのカバーガラスから希少金属のアンチモン含有成分を抽出する手法を開発した。希少金属の確保に繋がる可能性もありそうだ。

2030年代半ば以降、太陽光パネルの大量廃棄が見込まれるだけに、リサイクル(再資源化)やリユース(再使用)を含む適正処理体制の構築や関連技術の開発は喫緊の課題だ。様々な技術開発が進むなか、産業技術総合研究所は25年9月末、中部電力との共同研究で、太陽光パネルのカバーガラスに含まれるアンチモン(Sb)を抽出する手法を開発したと発表した。

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