Products Review

パナソニックエレクトリックワークス社

住宅向け蓄電パッケージ発売

1台に周辺機器を集約したパワーステーション(左)と容量9.7kWhの蓄電池ユニット

パナソニックエレクトリックワークス社は2025年10月22日、住宅向けの蓄電パッケージの新製品を発売する。従来品と比べて機器の構成を集約し、省スペース化を図ったほか、蓄電容量を増やして自家消費のニーズに応えた。

従来品は、ハイブリッドPCS(パワーコンディショナ)を含むユニット『パワーステーション』に加え、蓄電池用コンバータと200Vのトランスユニットの計3つの機器で構成していたが、新製品ではこれらを1台に集約した。出力を5.5kVAとし、200Vの負荷に対する出力も可能にした。これらによって、従来品と比べて設置面積を52%、壁面からの奥行きと、高さを49%削減したという。

蓄電パッケージの標準設備は蓄電容量9.7kWhのリチウムイオン蓄電池と、出力5.5kWのハイブリッドPCSを含むユニットのほか、蓄電池ユニットの専用通信線で構成。希望小売価格は蓄電池ユニットの専用通信線が 5mの場合、蓄電パッケージは税抜き469万1500円、PCSユニットは同186万8900円、リチウムイオン蓄電ユニットは同279万4000円。

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