Products Review

カナディアン・ソーラー・ジャパン

旧世代品と互換性のある太陽光パネル発売

カナディアン・ソーラー・ジャパン(東京都新宿区、山本豊社長)は2021年6月7日、旧世代品と互換性を持つ太陽光パネルを発売すると発表した。太陽光パネルの大型化が進むなかで、既設太陽光発電所の交換需要にも応えていく。

同社が発売した太陽光パネルは、最新の210㎜角ウエハを採用、さらに旧世代品と機械的・電気的に互換性を持つように設計されており、ケーブルや架台、パワーコンディショナなどを追加・交換することなく、旧世代品と交換することができる。同社は5インチの72セル搭載パネル対応品、6インチの48セル搭載パネル対応品、6インチの60セル搭載パネル対応品、6インチの72セル搭載パネル対応品の4種類を用意した。

近年、ウエハの大口径化に伴い、太陽光パネルの大型化が急速に進んでいる。ただ、FITでは太陽光パネルの合計出力が3kW以上または3%以上増加、あるいは20%以上減少した場合、売電単価が引き下げられてしまう。不具合などによる交換時には同等品が求められることが多いが、すでに生産終了しており、入手困難なケースも生まれ始めている。そこで同社はそのニーズにいち早く対応した。

他社製の旧世代品との交換も可能とし、25年の出力保証と10年の製品保証の対象品である。今夏より受注及び出荷を開始する予定だ。

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