再エネ発電所ファイル

Vol.64

県営酒田風力発電所

山形県企業局が最初に運営する風力発電所。蓄電設備が併設されており、変動する風力発電の出力を蓄電設備の充放電で制御する技術が導入されている。

県企業局によると、環境に配慮した事業計画となるよう環境影響評価を実施したうえで施工し、運転開始後も事後調査や環境監視を行うこととしている。県企業局は1954年に水力発電所の運転を開始して以来、14件の水力発電所を運営。東日本大震災を機に再生可能エネルギーのさらなる導入に力を入れ、13年には『県営太陽光発電所』、17年には水力発電所の『神室発電所』、21年には『県営酒田風力発電所』を稼働させた。保有する全発電所の年間電力供給量は約4.2億kWhで、県内の電力需要の約5%を担っている。

再エネ発電所ファイル を読む

一覧を見る