Products Review

ファーウェイ・ジャパン

33kW機と40kW機の後継機受注開始 高出力パネルに対応

『SUN2000-33/40KTL-NH』

PCS(パワーコンディショナ)世界大手ファーウェイの日本法人、ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は、2021年11月30日より三相PCSの新製品の受注を開始する。現在販売中の最大入力電圧1100V対応の33kW機と40kW機の後継機で、高出力の太陽光パネルに対応し、アーク放電の検出機能も搭載した。FIT案件のほか、自家消費案件にも提案していく。

新製品は、現行機と単機容量は同じだが、最大短絡電流を30Aから40Aに、最大入力電流を22Aから26Aに引き上げ、高出力パネルへの対応力を高めた。アーク放電の検出機能であるAFCI機能を新たに搭載したほか、重量を61㎏から43㎏に削減。起動電圧を250Vから200Vに下げ、防水・防塵保護等級をIP65からIP66に向上させた。オプティマイザの併設にも対応した。

最大変換効率は98.8%、寸法は681㎜×530㎜×270㎜。最大入力回路数は8、MPPT(最大電力点追従)回路数は4である。現行機と同様にI-Vカーブ診断機能も搭載した。21年12月31日から出荷する予定だ。

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