自家消費のボトルネック

保護継電器逼迫を追う

いま自家消費用太陽光発電設備の構成機器の一つである保護継電器が逼迫している。なぜか。保護継電器流通の動向を追う。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

国の手厚い補助や電力高騰を背景に自家消費市場が活況を呈しているが、明るい話題ばかりではない。あらゆる関連部材・機器が長納期化するなか、特に保護継電器が不足しているのだ。保護継電器1台が調達できないために、自家消費用太陽光発電設備の工事を進められないEPC(設計・調達・建設)企業が少なくないようで、あるEPC企業の担当者は、「保護継電器の納期は短くても4ヵ月、なかには8ヵ月以上かかる場合もある」と肩を竦める。

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