地方見聞録【関東】

花開く〝脱炭素先進地〟 見えてきた安定成長への道筋

脱炭素化の先進地である関東では、再エネ企業が自家消費案件や非FIT太陽光発電所開発を中心に実績を伸ばしている。旺盛な再エネ需要を受け、安定成長期に入ったようだ。(本誌・楓崇志、土屋賢太)

新潟県を含む1都7県からなる関東地方は、人や企業が多く集まる日本最大の電力消費地だ。実際、国の統計データから推計すると、関東地方は人口や企業数、電力需要量のいずれも全国に占める割合が3割を超える。しかも『RE100』加盟企業など世界で事業を展開する大手企業が多く立地し、脱炭素経営が浸透している。それゆえに、関東地方はまさに脱炭素化の先進地と言えるのだ。旺盛な再生可能エネルギー需要を背景に、関東の再エネ企業は安定成長への糸口を掴み始めた。

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