蓄電ベンチャー、エリーパワーの挑戦
「量産化でコストの壁を乗り越える」
エリーパワー 小田佳取締役執行役員
コストが高く敬遠されがちだった蓄電池が、ここに来て注目を集めている。7電力管内で新規の太陽光に無制限の出力抑制が課せられ、〝自家消費〟に活路を見出すには蓄電池が欠かせないからだ。メーカーはコストの壁を切り崩せるのか。蓄電ベンチャー、エリーパワーの挑戦に迫った。
リチウムイオン蓄電池は、ノートパソコンや携帯電話に利用されているが、いずれもセル単体の蓄電容量が数10Wh以下の小型セルを用いたもの。太陽光向けの100Wh以上の大型セルを使った蓄電池は用途が限られ、普及は進んでいない。
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