「地域脱炭素の実現には、中間支援組織が欠かせない」
環境省近畿地方環境事務所 鈴木啓太 環境対策課長兼地域脱炭素創生室長
脱炭素化が遅れている関西で各地の課題解決に奔走する環境官僚、鈴木地域脱炭素創生室長が地域脱炭素の課題と展望を語った。
脱炭素先行地域は、採択されるまでの経緯によって大きく2つに分類できる。すなわち、自治体が主体的に計画を策定した地域と、民間の事業者からの提案を受けて脱炭素に取り組んだ地域だ。前者は苦しみながらも脱炭素を進めているが、後者は苦戦している印象だ。関西であれば、京都市、大阪府堺市、神戸市が前者で、多くは後者である。
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