地域新電力サバイバル

再び成長軌道へ

真価を問われる地域新電力

年末年初の卸市場価格の高騰は、多くの地域新電力会社を震撼させた。彼らは危機を乗り越え、再び成長軌道に戻れるのか。

「しばらく卸市場価格が低位安定していた。甘えがあったのかもしれない」。

ある地域新電力会社の社長はそう自戒する。2021年4月で電力小売りの全面自由化から5年が経過したが、その直前の20年12月まで黒字が続き、安定した経営を進める地域新電力会社が多く、地域還元の原資ともなる利益を順調に積み上げていた。

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