匿名座談会
反対運動は政治活動!?
太陽光発電所はなぜ地域の住民から否定されるようになったのか。発電事業者の立場から関係者の3名に匿名で語ってもらった。
──太陽光発電所の建設に反対する住民が増えているのはなぜだろうか。
A氏●地方に住む住民は、保守的な価値観の者が多い。だから、外部の者が新しいことをやるということに対しては、閉鎖的な態度を取りがちだ。ましてや、その新しいことが太陽光発電事業となれば、FITの頃に〝太陽光=儲かる〟という印象が広まっただけに、地域の住民はこう考えることだろう。得体の知れない外部の者が金儲けのために、我々の田園風景を荒らしに来たと。こうした状況で、その得体の知れない者が住民説明会を開いて地域住民の意見を聞くのだ。反対する者が出てこないわけがないではないか。
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