「優良な再エネ発電所が選ばれる市場の仕組みが重要」
名古屋大学大学院 環境学研究科 丸山康司 教授
名古屋大学の丸山教授は、優良な再エネ発電所を普及させるためには、認証制度が必要だという。地域貢献に資する再エネ発電所とは。
プロフィール●まるやま・やすし 東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。東京大学教養学部特任准教授などを経て現職。
地域に受け入られる再生可能エネルギー発電所を増やすためには、地域社会への貢献度を評価する仕組みが必要だ。ドイツのチューリンゲン州には、第三者機関が風力発電を認証する制度があって、利益還元による地域貢献や、環境保全への配慮、計画段階の情報公開や合意形成の過程など、多面的に評価している。
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