「30年度800MWの蓄電池運用へ電力事業の知見を最大限に」
東京ガス 渡邊崇範電力事業部長
2030年度までに800MWの蓄電池運用を目指す東京ガス。主に大規模案件向けの関連事業を率いる渡邊崇範電力事業部長に話を聞いた。
東京ガスの渡邊崇範電力事業部長
──事業の現況は。
我々は系統用蓄電所に関して、自社開発、オフテイク契約による運用権の獲得、アグリゲータとしての運用受託の3方向から事業を展開している。当社の別部門では高圧蓄電所を対象にしたアグリゲーション事業も手掛けているが、我々の事業部では特別高圧蓄電所に照準を絞っている。
現時点で運用を予定している特高蓄電所は、自社開発が1件25MW、オフテイク契約が3件110MW、アグリゲーション業務の受託が2件165MWの合計6件300MWにのぼる。それ以外の案件からの引き合いも旺盛で、協議を続けているところだ。
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