「蓄電池向けEMSの受注が150万kWh超え PCS3社の協調制御の実績も」
ユニバース 百合田和久 カントリーマネージャー
系統用蓄電所や蓄電池併設太陽光発電所を構築するうえで、アグリゲータシステムと現地の設備とを繋ぐローカルEMSが欠かせない。シンガポールを本拠に世界各地でクラウド型EMSを提供するユニバースは日本でも着実に受注を獲得しつつある。日本法人の百合田和久カントリーマネージャーに現況を聞いた。

ユニバース日本法人の百合田和久カントリーマネージャー
──2020年10月の日本法人の設立から丸5年を迎えた。特にこの1年を振り返って。
日本市場では、オーナンバと提携し、24年10月にアグリゲータ向けのローカルEMS(エネルギー管理システム)を投入したが、成果は順調に拡大している。系統用蓄電所と蓄電池併設発電所向けの契約数は容量換算で150万kWhを超えた。そのうち25年9月末時点で30万kWh程度の設備が運転を始めた。なかには監視機能のみの案件もあるが、ほとんどが制御機能を含めたEMSを提供している。
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