Inside News

ギークギルド、太陽光発電所の異常検知アプリ開発

京都府内で無料提供

京都府内の太陽光発電所を対象に無料診断を開始

AI(人工知能)開発のギークギルド(京都市、尾藤美紀代表)はAIを用いた太陽光発電所向けの簡易異常検知アプリを開発、京都府内の太陽光発電所を対象に2021年10月27日より無料提供を開始した。

同社の太陽光発電所向け簡易異常検知アプリは、発電所情報や発電量データを入力することで理論上の発電量の上限値と下限値が算出され、実測値と比較できるというもの。発電事業者やO&M(管理・保守)企業は、現地に行かずに異常の発生や兆候を見つけ出せそうだ。ただし、発電所内に遠隔監視装置を設置し、CSVデータを取り出せることなどが利用の条件となる。

同社は、京都府の補助金を活用してアプリを開発しており、府内の10‌kW以上の太陽光発電所に限定して無料での提供を始めた。

同社の尾藤美紀代表取締役は、「特定の地域で数多く利用してもらうと、AIの精度が向上し、誤差が小さくなる」としたうえで、「遠隔監視装置はメーカーによってデータの仕様が異なる。アプリの利用を希望される場合は、都度問い合わせしてほしい」と話す。

O&M業務の効率化においてAIなどのデジタル技術は有用だ。尾藤代表は、「デジタル技術で社会貢献したい。まずは10件に使ってもらえれば」と語った。

診断グラフのイメージ。正常な場合、理想値上限と下限(青)に実測値(赤)が重なる

Inside News を読む

一覧を見る